MPC LIVE II
Standalone Music Production Center
スタンドアローン、充電式バッテリー、内蔵モニター、CV/Gate接続、MIDI Multi機能
– MPC Live IIは前モデルの名を受け継ぐにふさわしい製品です。
どこでも音楽制作を
インスピレーションを逃したくないプロデューサーのために、スタンドアローン/バッテリー駆動のMPC LIVE IIは誕生しました。思いのままのMPC体験をお楽しみいただけます。
没入感のある音楽制作体験を
MPC Live IIはモニタリングシステムを内蔵した初のMPCです。一から設計されたこのデュアル・ツイーター/ウーファー・スピーカーシステムは音楽制作のプロセス中に流れ出るアイデアをクリアな音質でモニターすることができます。808のローエンド、MPCのパンチーなドラムサウンド、ベースラインの重低音そしてシルキーなハイエンドまで – 制作している音楽の細かいディテールまで確認することができます。また、内蔵のモニターをオフにし、スタジオ・スピーカーを接続することも可能です。
完全なるMPC
MPC Live IIはMPC Xと同じマルチコア・プロセッサーを搭載、現代のMPCに要求されることすべてを実現します。Akai Professionalの象徴的な16パッドで音楽制作が可能です。サンプルのシーケンス、編集、チョップを行なう明瞭な7インチ・タッチスクリーン・カラー・ディスプレイ、アイデアを形作る4基のタッチ・キャパシティブ・ノブ、ワークフローをより快適にするために細心の注意を払って配置されたボタンを搭載、扱いやすいUIにより創造性に溢れた音楽制作が可能です。
可搬性と機能の両立
MPC Live IIはプロデューサーが要求するさまざまな状況に対応します。3系統のステレオ1/4インチTRS出力 (6モノ)、フォノ/ラインレベル入力、USB/MIDI/Wi-Fi/Bluetooth、4系統のTRS CV/Gate出力を装備し、様々な機材を接続、コントロールすることが可能。ステージでの音源モジュールのコントロール、スタジオにおけるアウトボードの接続、USB MIDIコントローラーと内蔵シンセエンジンを使った没入感のあるパフォーマンス、ターンテーブルを接続してオールドスクールなフレーバーの音楽制作に活用する、といったことが可能です。プロデューサーとして日々スタジオやステージを行き来するような環境にも最適です。
スタジオの中核
MPC Live IIは、すべての外部MIDI機器にコマンドを送ることができます。Akai Professionalの次世代スタンドアローン、マルチコア搭載MPCシリーズに新しくMIDI Multi機能が追加されます。これによりMPCは強力なMIDIシーケンサーとなりスタジオの中枢を担うことが可能となります。I/O能力の大幅な向上によりクラス準拠のUSBキーボード、MIDIインターフェース、USB to CVモジュールなど様々なMIDI機器を同時に接続しルーティングできます。これにトラック間の内部MIDIルーティング機能、MIDI対応のシンセサイザーやドラムマシン、サウンドモジュールへの包括的なMIDIルーティング、さらにマルチトラック・レコーディング機能を組み合わせることにより、MPCを制作の中心に据え、お持ちの機材の真のパワーを解き放つことができます。
創造性を解き放つ
時と場所を選ばず制作ができます。インスピレーションが湧くまで待つ必要はありません。必要なものはすべて持ち歩くことができます。ロードテスト済みの堅牢かつコンパクトなボディと連続稼働時間最大5時間のリチウムイオンバッテリーにより、どこでも音楽制作が可能となっています。
MPC Software 2
新しくなったMPC 2ソフトウェアは、スタンドアローン・モードとコントローラー・モードを搭載しており、MPC 2ソフトウェアを併用することで音楽制作の幅が広がります。リアルタイム・タイムストレッチ、クリップ・ローンチ機能、コントローラー・モードにおけるVST互換性、Mac/PCでのスタンドアローン使用、DAWとのシームレスな統合といった特徴を備えています。コンピューター・ベースの制作という制限からの自由をもたらすスタンドアローン・モードとDAW中心のクリエイティブな探求を実現するコントローラー・モード、MPC Live IIとMPC 2ソフトウェアにより柔軟な音楽制作が可能になります。
Spliceとの統合
MPC Live IIとSpliceの統合により、サンプルの検索と試聴をシンプルに行なうことができます。Splice Soundsは様々なジャンルをカバーしており、大量の高品質かつロイヤリティフリーのサンプル、サウンド、プリセット、ループを利用することができます。MPC Live IIのタッチ・ユーザー・インターフェースで直接Spliceライブラリーにネットワーク・アクセスが可能です。
Ableton Liveとの統合
MPC Live IIはあらかじめAbleton Liveにマッピングされているため、簡単に設定することが可能です。Wi-FiまたはUSB - Ethernetアダプターを用いたイーサネット接続によるAbleton Linkを利用してLiveクリップのローンチ、ミキサー、インストルメント・マクロ・コントロールなどを行うことができます。MPCの音楽作能力と絶賛されたシンセエンジンが、Ableton Liveのスピーディに扱える直感的なワークフローと融合することにより、音楽制作が手軽になります。
ストレージ
MPC Live IIには内部ストレージとして16GBのマイクロSDカードが内蔵。MPC Live IIはストレージ用のSDカードスロット、SSDまたはHDDドライブ接続用2.5インチSATAドライブベイ、USBメモリー用端子を装備しています。
MPC LIVE IIの主な特長
- PCを使わずにハード本体のみで動作する
スタンドアローンMPC - モニター・スピーカー内蔵
- 7インチ高解像度マルチタッチ・ディスプレイ
- 16ベロシティ・センシティブRGBパッド
- 充電式リチウムイオン・バッテリー内蔵
- MPC2.0ソフトウエア (付属)のコントローラーとしても機能
- フォノ/ラインレベル入力
- ステレオ出力 x 3 (6 Mono)
- 5ピンMIDI IN x 2、5ピンMIDI OUT x 2
- 2GB RAM
- 16GBオンボードストレージ
- 2.5インチSATAドライブベイ(SSDまたはHDD)
- USBメモリー及びMIDIコントローラー接続用
USB A3.0端子 x2 - 4系統TRS CV/Gate端子・全8系統の出力端子
- Wi-Fi及びBluetooth対応
- クロスプラットフォームでのコラボレーションが可能なAbleton Link対応
仕様
-
パッド:
ベロシティ、感圧式パッド、RGB バックライト * 16
バンクアクセス可能 * 8(PAD BANK経由) -
ノブ:
360度タッチセンシティブ Q-Link * 4
Q-Linkボタンで列アクセス可能な Q-Link ノブ * 4
360度ディスプレイ・ナビゲーション用、プッシュ選択機能付きエンコーダー - ボタン: 専用機能ボタン; 赤、 オレンジ、 または緑色バックライト * 27
-
ディスプレイ:
6.9インチ / 176 mm( 対角)
5.9インチ x 3.7インチ / 150 x 93 mm (幅 x 高さ)
タッチ・インターフェイス付き フルカラー LED バックライト付ディスプレイ -
CPU:
プロセッサー: Quad-core ARM® プロセッサー
RAM: 2GB
ストレージ: 16 GB SATA接続で拡張可能 -
端子:
1/4インチ (6.35 mm) TRS 入力 (1ステレオペア) * 2
1/4インチ (6.35 mm) TRS出力 (3ステレオペア) * 6
1/4インチ (6.35 mm) ステレオヘッドフォン出力
5 ピン MIDI 入力 * 2
5 ピン MIDI 出力 * 2
ステレオCV/Gate出力端子 x4 / 計8系統
Ethernetリンクポート
USB Type-A ポート * 2
USB Type-B ポート
SD カードスロット
電源アダプター入力 -
電源:
電源アダプター経由: 19 V、 3.42A 、 センタープラス (付属)
内蔵バッテリー:リチウムイオン、充電式、連続稼働時間約5時間 - サイズ:約412 x 244 x 46mm(W x D x H)
- 重量:約3.4kg
※ 仕様は断りなく変更される場合がございます。
MPC2ソフトウエア・ダウンロード方法
- 1. akaipro.comの「MY ACCOUNT」からログインしてください。
- 2. ログイン後表示されるご登録商品一覧の中から対応製品の下部にある「Included Software」をクリックします。
- 3. 「Software Downloads」欄にダウンロードリンクが表示されます。
サポート情報
アカウントの作成~製品登録~付属ソフトウェアのインストール~iLok License Manager の導入までの手順については下記をご参照ください。
システム要件(コントローラー・モード使用時)
- Windows 8.1以上
- Max OS X 10.14以上
- MPC 2.10ソフトウエア:最大2GBの空き容量(フルインストールの際は20GB)、最小4GBのRAM(8GB推奨)、デュアルコア2.5GHz以上のCPU
※ 仕様は断りなく変更される場合がございます。